2021/08/17 10:42
みやしろ森のようちえんの畑は、今年で2年目。
今はちょうど、夏野菜がいっぱい取れる時期です。森のようちえんで開墾する前は、草も刈れない手つかずの耕作放棄地でした。
森のようちえんの保護者と保育士さんで、鎌で少しずつ切り開いていった畑です。
作物を作らなくなってから30年、草を刈らなくなってから20年。
この畑の土には、逆にエネルギーが蓄えられているように思えました。

畑の土のことに詳しいわけではなかったのですが、たまたま安曇野パーマカルチャー塾に通って自然農を知ったときだったので、
この畑は「自然農でいきたい!」という方針を決まました。
子どもたちが口にする食べ物を、真剣に考える保護者の方々にも伝わり、気持ちを理解していただけたと思います。
パーマカルチャー塾では、講師陣の経験談のほかに、同窓生の実践がとても参考になりました。
「雑草化する野菜たち」
という話を聞いたのも、同窓生のみんなからです。
10年続けると、その10年に合わせた農作物が育つようになるそうです。
自然農といっても、本当にいろいろあり、可能性に満ちた世界です。

みやしろ森のようちえんの子ども農園「クワノミ」では、自分たちなりの自然農の運営方針を決めました。
1,子どもたちの育ちの場であること
この畑は「自然農でいきたい!」という方針を決まました。
子どもたちが口にする食べ物を、真剣に考える保護者の方々にも伝わり、気持ちを理解していただけたと思います。
パーマカルチャー塾では、講師陣の経験談のほかに、同窓生の実践がとても参考になりました。
「雑草化する野菜たち」
という話を聞いたのも、同窓生のみんなからです。
10年続けると、その10年に合わせた農作物が育つようになるそうです。
自然農といっても、本当にいろいろあり、可能性に満ちた世界です。

みやしろ森のようちえんの子ども農園「クワノミ」では、自分たちなりの自然農の運営方針を決めました。
1,子どもたちの育ちの場であること
2,効率を求めるのではなく、景観の美しさを求めること
3,土の力を信じて、不耕起で土を育てること
4,野菜の育つ力を信じて、化学肥料や動物由来の肥料を使用しないだけでなく、無肥料を目指すこと
3,土の力を信じて、不耕起で土を育てること
4,野菜の育つ力を信じて、化学肥料や動物由来の肥料を使用しないだけでなく、無肥料を目指すこと
5,土から何も奪わない、自然から生まれ自然に還る、循環する環境を目指すこと
6,F1種は入れない。種とりをして苗づくりをすること
6,F1種は入れない。種とりをして苗づくりをすること
7、農薬、除草剤だけでなく、あらゆいる薬は一切使用しないこと
これがまたむずしい(笑)
むずかしいからこそ、やりがいがあって楽しい。

2年目は正直苦労しています。
簡単に言うと、いろいろ考えすぎ。
菌糸の働きや、微生物の力、窒素の消耗、栄養素の備蓄。
いろいろ手を尽くしたつもりが、はっきりいって裏目です。
これもみんな欲のせい。
2年目の試行錯誤であることを忘れて、早く10年後の姿を求めたのだと思います。

結局、元気な畑に戻ったのは、1年目にやったことと同じことでした。
雑草を刈って、ただ畝にのせるだけ。
まるで、心の中を見透かされているかのようです。

この畑のコンセプトそのままに、ピクルスも無添加で作ることを決めました。
なにも加えない、なにも欲張らない。
その気持ちは、ちゃんと「優しい味」になって、答えを教えてくれました。

美味しいだけじゃない。
めずらしいだけじゃない。
優しい気持ちが、優しい味となって拡がる、自然の味を表現していきたいと思っています。
これがまたむずしい(笑)
むずかしいからこそ、やりがいがあって楽しい。

2年目は正直苦労しています。
簡単に言うと、いろいろ考えすぎ。
菌糸の働きや、微生物の力、窒素の消耗、栄養素の備蓄。
いろいろ手を尽くしたつもりが、はっきりいって裏目です。
これもみんな欲のせい。
2年目の試行錯誤であることを忘れて、早く10年後の姿を求めたのだと思います。

結局、元気な畑に戻ったのは、1年目にやったことと同じことでした。
雑草を刈って、ただ畝にのせるだけ。
まるで、心の中を見透かされているかのようです。

この畑のコンセプトそのままに、ピクルスも無添加で作ることを決めました。
なにも加えない、なにも欲張らない。
その気持ちは、ちゃんと「優しい味」になって、答えを教えてくれました。

美味しいだけじゃない。
めずらしいだけじゃない。
優しい気持ちが、優しい味となって拡がる、自然の味を表現していきたいと思っています。